「重要な経営課題について話し合いたいが、オフィスでは目の前の業務に追われてしまう」 「役員だけで合宿をしたが、結局いつもの会議の延長で終わってしまった」
経営者やプロジェクトリーダーの皆様。 組織の未来を決める重要な局面において、このようなジレンマを感じたことはないでしょうか。
オフサイトミーティング(Off-site Meeting)。 文字通り「現場(サイト)を離れて(オフ)」行う会議のことですが、多くの企業において、それは単なる「場所を変えただけの定例会議」になり下がっています。 PCを開き、資料を読み上げ、時間を気にして結論を急ぐ。 これでは、移動時間とコストの無駄遣いです。
真のオフサイトミーティングの価値とは、「日常からの切断」と、それによって生まれる「戦略的な空白(余白)」にあります。
脳は、常に何かに追われている状態(Doingモード)では、深く広い思考(Beingモード)に入ることができません。 既存の延長線上にない、イノベーティブな戦略やビジョンは、タスクとタスクの隙間にある「空白」からしか生まれないのです。
マグマリゾート。 活火山の麓、電波も届かないほどの深い森、圧倒的な静寂。 ここは、強制的に「日常」を遮断し、リーダーたちが本来持っている野性と直感を取り戻すための「聖域(サンクチュアリ)」です。
議題(アジェンダ)を詰め込むのではなく、あえて捨てる。 結論を急ぐのではなく、問いを深める。 管理するのではなく、解放する。
本記事では、多忙なリーダーたちを日常の重力から解き放ち、組織の未来を創るための、マグマリゾート流・戦略的オフサイトミーティングの全貌を解説します。

第1章:空間の転換。なぜ「オフィス」では未来が見えないのか
場所の記憶(プレイス・メモリー)
私たちは無意識のうちに、場所に紐付いた記憶や感情の影響を受けています。 オフィスという場所には、過去の成功体験だけでなく、失敗、トラブル、人間関係のしがらみといった「過去の記憶」が染み付いています。 その空間に身を置いている限り、脳は自動的に「過去の延長線上」で物事を考えようとします。 革新的な未来を描くには、物理的に「過去の記憶」が存在しない場所へ移動する必要があります。
パノラマ思考へのシフト
マグマリゾートのオフサイト会場は、壁に囲まれた会議室ではありません。 視界を遮るものがない、森の中のオープンテラスや、空と一体化するようなガラス張りの空間です。
環境心理学において、天井の高さや視界の広さは、思考の抽象度と相関することが分かっています。 目の前のモニターやホワイトボードといった「近視眼的な視界」から、地平線や山並みといった「パノラマの視界」へ。 視線が遠くへ伸びるにつれて、思考の時間軸も「来月の売上」から「10年後の社会」へと自然にシフトします。
「ここに来ると、小さなトラブルがどうでもよく思えてくる」 「もっと大きな絵を描きたくなる」
この心理的変容(マインドセット・シフト)こそが、オフサイトの第一の価値です。 日常のノイズをキャンセルし、思考のキャンバスを無限に広げる。 マグマリゾートという環境そのものが、リーダーの視座を強制的に引き上げる装置として機能するのです。

第2章:時間のデザイン。アジェンダを捨て、余白を作る
「詰め込みすぎ」が思考を殺す
多くのオフサイトミーティングが失敗する原因は、貧乏性による「アジェンダの詰め込みすぎ」です。 せっかく集まったのだからと、分刻みのスケジュールを組み、次々と議題を消化していく。 これでは、脳が息継ぎをする暇がなく、深い洞察や創造的なアイデアが生まれる余地(スペース)がありません。 効率を追求すればするほど、本質的な成果からは遠ざかるというパラドックスに陥ります。
ブランク・タイム(空白の時間)
マグマリゾートのオフサイトでは、あえて「何もしない時間」をスケジュールに組み込みます。 例えば、午後の2時間は「フリータイム」。 ルールは一つだけ。「仕事の話をしないこと」。
森を散歩してもいい、昼寝をしてもいい、ただ空を眺めていてもいい。 一見、生産性がないように見えるこの時間こそが、脳のデフォルト・モード・ネットワークを活性化させ、バラバラだった情報の断片を統合する(ひらめきを生む)ための重要なプロセスです。
「散歩していたら、ふと解決策が降りてきた」 「サウナでぼーっとしていたら、忘れていた大事なことを思い出した」
最高の戦略は、会議室で眉間にしわを寄せている時ではなく、ふとした余白の時間に生まれます。 時間を「消費」するのではなく、「投資」する。 その勇気を持つことが、戦略的オフサイトの成功の鍵です。

第3章:仮面の剥離。役職ではなく「個」として向き合う
「役割」を演じる疲れ
社長、部長、課長。 組織の中では、誰もがその「役割(ロール)」を演じています。 役割としての発言は、どうしても「ポジション・トーク」になりがちで、本音が見えにくくなります。 「社長がそう言うなら…」「部長の顔を立てて…」。 忖度(そんたく)と政治が渦巻く会議では、予定調和な結論しか出ません。 本質的な議論をするためには、一度その「仮面」を脱ぐ必要があります。
焚き火という舞台装置
夜、マグマリゾートの暗闇の中で行われる焚き火セッション。 ここでは、役職で呼ぶことは禁止です。 「さん」付け、あるいはニックネームで呼び合います。
揺らめく炎の前では、人は社会的地位を示す記号(スーツや時計)が無意味であることを悟ります。 原始的な火を囲む一人の人間として、素直な感情を吐露する。
「実は、今の会社の方向性に迷いがあるんだ」 「私は、本当はもっとこういうことがやりたかった」
弱さや迷いを含めた自己開示(バルネラビリティ)は、相互の信頼関係を一気に深めます。 「役割」ではなく「人格」で繋がる。 この心理的安全性が確保されて初めて、翌日の戦略会議で、建前ではない本音の激論(コンフリクト)が可能になるのです。 「雨降って地固まる」の言葉通り、本気でぶつかり合った後の合意形成は、揺るぎないものとなります。

第4章:身体性の復権。頭だけでなく「五感」で思考する
「脳だけ」で考えていないか
現代のビジネスは、PC画面と睨めっこする「脳だけの作業」に偏っています。 しかし、人間は本来、身体全体を使って世界を認識し、思考する生き物です。 ずっと座ったまま、言葉だけで議論していても、身体知(直感や違和感)が置き去りにされ、机上の空論になりがちです。 思考をリアリティのあるものにするには、身体性を伴う体験が必要です。
ウォーキング・ダイアログ
マグマリゾートでは、会議室に籠ることを良しとしません。 行き詰まったら、外に出ます。 二人一組で森の中を歩きながら議論する「ウォーキング・ダイアログ」。
歩くというリズム運動は、セロトニンの分泌を促し、脳をポジティブな状態にします。 また、並んで同じ方向を見ながら歩くことで、対立関係ではなく「共に未来を見る」という協調関係が生まれます。
「歩きながら話すと、不思議とアイデアが出るな」 「会議室では言えなかったけど、実はこう思っていて…」
また、食事も重要な身体的体験です。 地元の食材を使ったBBQを、自分たちで焼き、切り分ける。 「美味しいね」という共感、「熱いから気をつけて」という気遣い。 五感を通じたコミュニケーションが、チームの身体的な同期(シンクロ)を促します。 「頭でっかち」な戦略ではなく、「腹落ち」する戦略は、こうした身体的な共有体験の中から生まれるのです。

第5章:未来からの逆算。バックキャスティング・ビジョニング
フォアキャスティングの限界
「昨対比110%」「現状の改善」。 過去の実績や現在の延長線上で未来を考える「フォアキャスティング」は、堅実ですが、ワクワクするような未来は描けません。 非連続な成長を生み出すには、ありたい未来から現在を逆算する「バックキャスティング」が必要です。 しかし、日常業務に埋没していると、どうしても思考が「現在」に縛られてしまいます。
サンライズ・コミットメント
マグマリゾートの朝。 圧倒的な朝日が昇る瞬間、世界が黄金色に染まります。 この神々しい風景の中で、未来を語ります。
「10年後、私たちは世界をどう変えているか?」 「その時、社員たちはどんな笑顔で働いているか?」
制約条件を一切無視し、理想の未来を妄想する。 美しい風景は、美しいビジョンを引き出します。
「そんなの無理だ」という否定の声は、大自然の前ではちっぽけなものに感じられます。 「やろうよ、面白そうじゃないか」。 理屈を超えた情熱が、チーム全体に伝播します。
未来の「絵」を共有し、そこから現在に立ち返る。 「じゃあ、明日から何をする?」 ここで決まるアクションプランは、やらされ仕事のタスクではなく、理想の未来への第一歩という意味を持ちます。 この高揚感と納得感こそが、オフサイトミーティングの最大の成果物です。

まとめ:オフサイトへの投資は、未来への投資
たかが会議のために、わざわざ遠くへ行き、宿泊までする必要があるのか。 コスト意識の高い経営者ほど、そう考えるかもしれません。
しかし、問いかけてみてください。 「ダラダラと続く生産性のない会議」と、「組織の未来を一変させる濃密な2日間」。 どちらが、真の意味でコストパフォーマンスが高いでしょうか。
マグマリゾートでのオフサイトミーティングは、単なる「場所貸し」ではありません。 それは、組織のOS(思考回路)をアップデートし、本質的な価値創造へと向かわせるための「変革プログラム」です。
日常を断ち切り、余白を作り、人間性を取り戻し、未来を描く。 この一連のプロセスを経たチームは、以前とは全く違う「熱量」と「結束力」を持って、ビジネスの戦場へと帰還します。
「あの合宿が、会社のターニングポイントだった」 数年後、そう語り継がれるような歴史的な時間を、ここで作りませんか。
私たちは、本気で未来を変えようとするリーダーたちを、全力でサポートします。 日常の外側(オフサイト)へ。 皆様のお越しを、心よりお待ちしております。