原点回帰。マグマ年次総会

「本日はお忙しい中、当社の年次総会にご出席いただき…」 定型文の挨拶から始まり、事業報告、決算報告、そして議案の採決。 「異議なし」「パチパチパチ(乾いた拍手)」。 そして、シャンデリアの下での立食パーティー。

これが、日本の多くの企業で行われている「年次総会(株主総会や全社総会)」の光景です。 法的な要件を満たすための儀式。 あるいは、経営陣が社員に対して「今年の数字」を一方的に通達する場。

そこに、創業時の「熱」はあるでしょうか? そこに、未来を切り拓く「野心」はあるでしょうか?

一年で最も重要なこの日が、単なる「消化試合」になっているとしたら、それは組織にとって致命的な損失です。 総会とは本来、過去を清算し、未来への航海図を広げ、全員で鬨(とき)の声を上げる「出陣式」であるべきです。

形式的な拍手はいらない。 欲しいのは、魂からの賛同と、地鳴りのような決意だ。

マグマリゾート。 地球のコア(核)と直結する、熱き大地。 ここは、形骸化した総会を破壊し、組織のDNAを再起動(リブート)させるための、聖なる儀式の場です。

ネクタイを緩め、空を見上げよ。 我々は、何のために集まったのか。

本記事では、退屈な定例行事を、企業の運命を変える伝説の一日へと変貌させる、マグマリゾート流・年次総会の全貌を、4000文字超の熱量で描き出します。

第1章:会場の解放。天井のない「議場」

箱の中の思考停止

ホテルの宴会場や貸会議室。 閉鎖された空間(ボックス)の中に閉じ込められると、人間の思考もまた、箱の中に収まってしまいます。 前例踏襲、事なかれ主義、リスク回避。 これらはすべて、閉塞感のある環境が生み出す副作用です。 会社の未来を議論する場所が、空の見えない部屋でいいはずがありません。 視界の広さは、思考の広さに直結します。 無限の可能性を語るなら、無限の空の下で語るべきです。

マグマ・オープン・アセンブリー

「本日の議場は、あちらです」 案内されたのは、活火山を望む、広大な草原に設置された特設会場。 椅子はアウトドアチェア、あるいは切り株。 壁も天井もありません。 あるのは、どこまでも続く青空と、圧倒的な大地のエネルギーだけ。

「気持ちいい…!」

風が吹き抜け、参加者の髪を揺らす。 スーツの襟を正す必要はありません。 自然の中に身を置くと、人は不思議と開放的になり、肩書きや立場の鎧が脱げ落ちていきます。

「社長、マイクはいりません。地声で語ってください」

プロジェクターの光ではなく、太陽の光の下で。 作り込まれたスライドではなく、トップの生身の言葉で。 大自然という巨大な劇場(シアター)が、言葉一つひとつに重みと真実味を与えます。 「我々の市場は、この空のように無限だ」。 その言葉が、比喩ではなくリアリティを持って響く。 ここから、新しい歴史が始まります。

第2章:過去の償却(バーン・アウト)。数字を「炎」に変える

反省だけなら猿でもできる

総会の前半は、昨年度の振り返り(レビュー)です。 「売上未達」「プロジェクトの遅延」。 ネガティブな報告が続くと、会場の空気は重くなります。 しかし、過ぎ去った過去を悔やんでも、現実は1ミリも動きません。 必要なのは、失敗から教訓(レッスン)だけを抽出し、ネガティブな感情や遺恨をきっぱりと断ち切る「決別」の儀式です。 過去を引きずったままでは、新しいスタートは切れません。

リグレット・バーニング

「昨年の反省、失敗、後悔、言えなかった不満。すべてこの木の板に書き出してください」 全員がペンを走らせます。 「〇〇案件の失注」「部下への厳しい態度」「挑戦しなかった自分」。

そして、会場中央に組まれた巨大なキャンプファイヤーに、その板を一斉に投げ込みます。

「燃やせ! 全部忘れろ!」 轟音と共に燃え上がる炎。 黒い煙となって空へ昇っていく過去の亡霊たち。

「よし、これで去年の我々は死んだ」 「今この瞬間から、新しい我々が生まれたんだ」

物理的に燃やすという行為が、強烈なカタルシス(浄化)をもたらします。 炎を見つめる社員の目から、澱(おり)が消えていく。 「もう振り返らない」。 過去を燃料に変えて、未来への情熱を燃え上がらせる。 この儀式を経て初めて、前向きな「来期の話」が心に入ってくるようになります。

第3章:未来の対話。株主・社員・経営の「円卓」

一方通行のプレゼンテーション

「ご静粛に願います」。 多くの総会では、質疑応答の時間は短く、質問者も仕込まれていることがあります。 それでは、本当の意味での合意形成(コンセンサス)は得られません。 経営陣が描くビジョンと、現場の肌感覚のズレ。 この溝を埋めるには、壇上から降りて、同じ目線で語り合う「対話(ダイアログ)」が必要です。 総会は、報告会ではなく、全ステークホルダーによる「未来会議」であるべきです。

サークル・オブ・トラスト

炎を囲み、車座(サークル)になります。 社長も、新入社員も、株主も、同じ円の中に座ります。

「これからの10年、この会社をどうしたいか。本音で話そう」

マイクは、トーキング・スティック(発言権を示す棒)として手渡されます。 「私は、もっと社会貢献できる事業がしたいです」 「現場は疲弊しています。でも、夢があるなら走れます」

忖度のない意見。 経営陣は、それを真摯に受け止め、即座に答える。 「分かった。その痛みは私が引き受ける。だから力を貸してくれ」

膝を突き合わせた距離感だからこそ伝わる、言葉の温度。 「社長って、こんなに熱い人だったのか」 「現場の若手が、こんなにしっかり考えていたとは」

互いの信頼(トラスト)が醸成される。 「会社」という抽象的な組織が、「私たち」という体温を持った共同体に変わる瞬間。 この対話を経た議案採決は、形式的な拍手ではなく、万雷の拍手で承認されるでしょう。

第4章:ビジョンの体感。言葉ではなく「景色」を共有する

中期経営計画書の限界

「2030年ビジョン:売上500億、業界シェアNo.1」。 スライドに映された文字やグラフ。 それは重要ですが、社員のワクワク感を喚起するには不十分です。 人間は、論理(ロジック)ではなく、イメージ(映像)と感情で動く生き物だからです。 ビジョンを浸透させるには、それを「体験」として共有し、脳裏に焼き付ける必要があります。 「我々が目指す頂(いただき)は、あそこだ」。 それを指差して確認するプロセスが必要です。

マウンテン・トップ・セッション

「総会の後半は、あの山の頂上で行います」 全員でトレッキングを開始します。 道中は平坦ではありません。 急な坂、滑りやすい足元。 それは、これから会社が直面するであろう市場環境のメタファーです。

「キツイな…」 「手を貸すよ、一緒に登ろう」

互いに助け合い、息を切らして登り切った頂上。 そこには、360度の大パノラマが広がっています。 雲を突き抜け、遠くの地平線まで見渡せる絶景。

「見てくれ。俺たちが目指しているのは、この景色だ」 「この広大な世界すべてが、我々のフィールドだ」

社長が指差す先に、社員たちは会社の未来を重ね合わせます。 風の音、太陽の暖かさ、足元の確かな感触。 五感すべてでビジョンを記憶する。

「あそこまで行くんだな」。 100ページの資料を読むよりも、この1時間の登頂体験の方が、ビジョンを深く、強く浸透させます。 同じ景色を見た者同士の結束は、何よりも強いのです。

第5章:創業の誓い(リ・ファウンディング)。第二の創業を宣言する

惰性で続く組織

創業から年数が経てば、どうしても組織は官僚化し、創業時のパッションは薄れます。 「昔は熱かったな」と懐かしむのではなく、今この瞬間を「第二の創業期」と定義し、全員を「創業者(ファウンダー)」にする必要があります。 総会のクライマックスは、新たな船出を宣言する誓いの儀式です。 誰かに言わされるのではなく、自らの意志で旗を掲げる。

サンセット・オース(夕陽の誓い)

夕暮れ時、空が茜色に染まるマジックアワー。 全員が、松明(トーチ)を持ちます。 中央の大きな種火から、一人ひとりのトーチへ火を移していく(分火)。 一つの火が、数百、数千の火へと広がる。

「我々は今日、ここに再創業を宣言する!」

全員で高らかに宣言文を読み上げる。 あるいは、それぞれの「マイ・ミッション」を叫ぶ。

「私は、顧客を誰よりも愛する!」 「僕は、世界を変える技術を作る!」

揺らめく炎の海。 その光景は、圧巻の一言です。 一人ひとりが、会社の看板を背負う主役であるという自覚。 トーチの火を見つめる彼らの目は、もう「従業員」の目ではありません。 「同志」の目です。

最後に、全員で雄叫び(ウォークライ)を上げる。 「行くぞーー!!」 「オーーー!!」

腹の底からの咆哮が、大地を揺らす。 総会は、静かに終わるものではありません。 最高潮のボルテージで、次なる戦場へと飛び出していくための発射台(ランチパッド)なのです。

まとめ:総会は、企業の「祭り」である

古来より、祭りは共同体の魂を一つにするための装置でした。 神輿を担ぎ、声を出し、汗を流す。 それによって、人々は明日を生きる活力を得ていました。

現代企業における総会もまた、ビジネスという戦いにおける「祭り」です。

マグマリゾートでの年次総会は、株主総会の枠を超えた、魂のフェスティバルです。

「今年の総会は、人生で一番泣いた」 「この会社で働いていてよかったと、心から思えた」

数字を確認するだけの会議なら、メールで十分です。 わざわざ集まるなら、人生が変わるほどの熱狂を。

原点に立ち返り、未来へ飛躍する。 伝説の一日を、マグマリゾートで創り上げてください。

家族旅行が待っています

この話はいかがでしたか?ぜひご家族と一緒に体験しに来てください。

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