【D&I・ダイバーシティ推進】「違い」は「間違い」ではない。言葉の壁、文化の壁を溶かし、多様性をイノベーションに変えるマグマリゾートの「クロスカルチャー・インクルージョン合宿」

「外国人エンジニアを採用したが、日本人チームと馴染めず孤立している」 「女性管理職を増やしたいが、男性中心の古い企業風土が抜けず、誰も手を挙げない」 「シニア再雇用者とZ世代新人の会話が全く噛み合わない」

「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)」がお題目として掲げられて久しいですが、現場の実態はどうでしょうか。 異なる背景を持つ人々が集まれば、当然、摩擦や誤解が生じます。 多くの企業では、この摩擦を恐れ、「腫れ物に触る」ような対応をしていないでしょうか?

「彼らは文化が違うから仕方ない」「世代が違うから分かり合えない」。 そうやって互いに線を引いてしまえば、そこで思考停止です。 多様性は、単なる「属性のパズル」ではありません。 異なる異物がぶつかり合い、化学反応を起こし、新たな価値を生み出すための「エネルギー源」です。

しかし、言語や常識が異なるメンバー同士が、オフィスの蛍光灯の下で分かり合うのは至難の業です。 言葉に頼れば頼るほど、ニュアンスの違いや語学力の差が壁となります。

だからこそ、「言葉のいらない場所」へ行くのです。

マグマリゾートは、言語や文化の壁を無効化する、圧倒的な「非言語コミュニケーション」のフィールドです。 共に重いものを運び、共に火を見つめ、共に同じ釜の飯を食う。 そこには、国籍も、性別も、年齢も関係ありません。 あるのは「一人の人間」としての鼓動と笑顔だけ。

本記事では、分断された組織を「カラフルな一枚岩」へと変貌させ、イノベーションを加速させるための、マグマリゾート流「インクルージョン合宿」の全貌を解説します。

第1章:言葉を捨てよ、リズムに乗れ。ノンバーバル・コミュニケーションの魔力

語学力の壁=心の壁?

多国籍チームや、世代間ギャップのあるチームにおいて、最大の障壁は「言葉」です。 英語が苦手な日本人社員は、外国人社員の前で萎縮し、沈黙します。 若者言葉が分からないベテランは、口を閉ざします。 しかし、言葉が通じないからといって、心が通じないわけではありません。 人類には、言葉が生まれる前から持っている共通のコミュニケーションツールがあります。 それは「リズム」と「身体」です。

マグマ・ドラム・サークル

合宿のオープニングは、全員で輪になって行う「ドラムサークル(打楽器演奏)」です。 ジェンベやコンガといった民族楽器を、一人一つ持ちます。 指揮者はいません。楽譜もありません。 誰かが「ドン、ドン」と叩き始めると、周りがそれに合わせて音を重ねていきます。

最初はバラバラだったリズムが、次第に一つの大きなうねり(グルーヴ)になっていく。 言葉はいりません。 目を見合わせ、笑顔を交わし、身体を揺らす。 「楽しい!」「通じ合っている!」

音の波が揃った瞬間、そこには「日本人」も「外国人」も「上司」も「部下」もありません。 ただ一つの音楽を奏でる「仲間」としての強烈な一体感だけが残ります。 「言葉がなくても、私たちは繋がれる」。 この体験が、その後のコミュニケーションへの恐怖心を消し去り、積極的な関わりを生み出す土台となります。

第2章:アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)の解除。レッテルを剥がす共同生活

「あの人は〇〇だから」という思い込み

「外国人は時間にルーズだ」「女性は体力がない」「シニアは頑固だ」。 私たちは無意識のうちに、相手を「属性」で判断し、レッテル(バイアス)を貼っています。 このバイアスがある限り、相手の本当の能力や個性を見ることはできません。 バイアスを解除するには、そのレッテルを裏切るような「意外な一面」を目撃する必要があります。

ごちゃ混ぜサバイバル・キャンプ

合宿のチーム分けは、国籍、性別、年齢、部署を徹底的にバラバラにします。 そして、少し不便な環境で共同生活を送ります。

テントを張る、水を汲む、火を起こす。 こうした原始的な作業の中では、オフィスの序列は通用しません。

「重い荷物は僕が持ちます!(体力自慢の若手)」 「ロープの結び方なら任せてくれ(釣りが趣味のシニア)」 「この食材の組み合わせ、母国の料理に似ています(外国人社員)」

「えっ、〇〇さんってそんな特技があったの?」 「日本語は苦手だけど、手先がすごく器用なんだな」

生活を共にすることで、相手の「属性」ではなく「個(パーソナリティ)」が見えてきます。 「外国人だから」ではなく「〇〇さんだから」。 主語が「カテゴリー」から「個人」に変わった時、本当の意味でのインクルージョン(包摂)が始まります。

第3章:心理的安全性の醸成。マイノリティが主役になる「逆転ワークショップ」

「同調圧力」の正体

日本の組織には「空気を読む」という同調圧力が強く、マイノリティ(少数派)の意見が封殺されがちです。 「みんなそう思っているから」で片付けられ、多様な視点が活かされません。 マイノリティが萎縮せず、堂々と意見を言える環境を作るには、マジョリティ(多数派)が「マイノリティの体験」をする必要があります。

サイレント・マイノリティ体験

例えば、「言葉禁止・ジェスチャーゲーム」を行います。 伝える側は言葉を使わず、身振り手振りだけで複雑な概念を伝えなければなりません。 受け取る側(マジョリティ)は、必死に相手の意図を汲み取ろうとします。

「伝わらないもどかしさ」と「分かってもらえた時の喜び」。 普段、日本語が流暢でない外国人社員や、発言力の弱い若手社員が感じている気持ちを、マジョリティ側が疑似体験します。

「言葉が拙いからといって、考えが浅いわけではないんだ」 「もっと耳を傾けて、汲み取る努力をしなければ」

この気づきが、組織の「聴く力」を劇的に高めます。 また、夜の焚き火セッションでは、マイノリティの社員に「私の国の文化」「私の世代の価値観」を語ってもらう時間を設けます。 彼らを「教えてもらう側」ではなく「教える側(先生)」にすることで、尊厳と自信を回復させます。

第4章:多様性が生むイノベーション。「違い」を掛け合わせるアイデアソン

「混ぜる」からこそ生まれる価値

D&Iのゴールは、仲良くなることではありません。 多様な視点を掛け合わせて、今までにない新しい価値(イノベーション)を生み出すことです。 同質的な集団からは、想定内のアイデアしか出ません。 異質なものがぶつかり合う「カオス」の中にこそ、革新の種があります。

マグマ・フュージョン(融合)・ハッカソン

合宿の2日目、多様なメンバーで構成されたチームで、新規事業や業務改善のアイデアソンを行います。 テーマは「2030年の私たちの会社」。

「私の国では、こういうサービスが流行っています」 「育児中の視点から見ると、この制度は使いにくいです」 「Z世代的には、このUIはダサいです」

忖度なしの意見が飛び交っています。 最初は衝突するかもしれません。しかし、マグマリゾートの開放的な空気が、それを「批判」ではなく「刺激」へと変換します。

「その視点はなかった!」「それとこれを組み合わせよう!」 日本的な「品質」に、海外的な「スピード」を。 ベテランの「経験」に、若手の「テック」を。

異なる要素がマグマのように溶け合い、誰も想像しなかったアイデアが結晶化します。 「多様性って、面倒くさいものじゃなくて、最強の武器なんだ」。 その実感を伴った成功体験こそが、D&I推進の最大の駆動力となります。

第5章:【実録ケーススタディ】バラバラだった組織が「カラフル」になった

事例1:グローバル製造業(日本人・外国人混合 40名)「ワンチーム・プロジェクト」

  • 課題: 工場内の日本人ベテランと外国人技能実習生の間に深い溝があり、業務連絡以外口をきかない。ミスや事故の温床になっていた。
  • 実施内容:「巨大ピザ作り対決」
    • 言葉を使わず、ジェスチャーだけで連携してピザを作る。
    • 具材は各国のスパイスや食材を持ち寄り、オリジナルピザを開発。
  • 成果: 「美味しい」という感覚に国境はないと実感。互いの食文化に興味を持ち、休憩時間に雑談が生まれた。「言葉が通じなくても、心は通じる」という自信がつき、現場の雰囲気が劇的に明るくなった。

事例2:IT企業(エンジニア・営業・管理部門混合 30名)「ダイバーシティ・キャンプ」

  • 課題: 職種による「文化の違い」が激しく、互いにリスペクトがない。特にエンジニアと営業の対立が深刻。
  • 実施内容:「ブラインド・サッカー体験」
    • 目隠しをして、鈴の入ったボールを追いかける。
    • 「声掛け」と「信頼」がないと一歩も動けない恐怖を共有。
  • 成果: 「見えている世界が違う」ことを物理的に体験。相手の立場(視界)を想像する想像力が養われ、部門間連携がスムーズになった。

事例3:大手小売りチェーン(女性管理職候補・経営層 20名)「ガラスの天井打破合宿」

  • 課題: 女性社員が管理職になりたがらない。経営層も「女性には荷が重いのでは」というバイアスを持っていた。
  • 実施内容:「焚き火キャリア・ダイアログ」
    • 経営層が「自分も家庭との両立で悩んだ」と弱音を吐露。
    • 女性社員が「実はこうしたい」という野望を語る。
  • 成果: 「完璧なリーダーでなくてもいい」という心理的安全性が生まれ、女性社員の背中を押した。経営層もアンコンシャス・バイアスを自覚し、柔軟な登用制度へと舵を切った。

まとめ:違いを楽しめ。それが最強の組織への近道だ

「みんな違って、みんないい」。 金子みすゞの詩の一節ですが、ビジネスにおいては「みんな違うから、強い」のです。

同質的な組織は、平時には効率的ですが、変化には脆いものです。 多様な組織は、まとめるのに手間がかかりますが、変化にしなやかに適応し、生き残る力を持っています。

マグマリゾートは、その「手間」を楽しむための場所です。

面倒くさいコミュニケーション、噛み合わない会話、予期せぬハプニング。 それら全てを、大自然の中で笑い飛ばし、エネルギーに変えていく。

「あいつら、全然違うけど、なんかいいチームだな」 そう思えるようになった時、御社はグローバル競争を勝ち抜くための「真の強さ」を手に入れています。

カラフルな個性が混ざり合う、熱狂のるつぼへ。 マグマリゾートで、お待ちしております。

家族旅行が待っています

この話はいかがでしたか?ぜひご家族と一緒に体験しに来てください。

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