実のところ、新規事業のアイデア出しや、組織課題の解決策を探るためにワークショップを導入する企業が増えています。 しかし、ファシリテーターや企画担当者からは、実施後の手応えのなさを嘆く声が多く聞かれます。 「付箋(ポストイット)はたくさん貼られたが、ありきたりな意見ばかりだった」。 「一部の声の大きい人だけが発言し、若手が萎縮していた」。 「『楽しかった』で終わり、現場の行動変容につながっていない」。
「手法」の前に「環境」を疑え
まず第一に、ワークショップの成否を分けるのは、フレームワーク(手法)の選定よりも、参加者の「脳の状態」です。 閉塞感のある会議室で、上司の顔色を窺いながら出したアイデアに、革新性などあるはずがありません。 それに加えて、日常業務の通知が鳴り止まない環境では、深い思考(Deep Dive)は不可能です。
さらには、クリエイティビティを発揮するには、論理的な思考だけでなく、感性や遊び心を開放する必要があります。 もし仮に、貴社が「予定調和な結論」ではなく、「誰も想像しなかったブレイクスルー」を求めているなら、開催場所をオフィスにしてはいけません。
おそらく、必要なのはホワイトボードがあるだけの部屋ではありません。 思考の枠(フレーム)を物理的に取り払う「開放空間」です。
間違いなく、これからの時代に求められるワークショップとは、単なる作業の場ではなく、チームの知性を拡張させる「共創合宿」です。
要するに、成功の鍵は「非日常による脳の覚醒」と「心理的安全性の担保」にあります。 そして何より、それを促進するインスピレーション溢れる環境が必要です。
そこで本記事では、マグマリゾートが提案する、アイデアの洪水を起こす「没入型ワークショップ」について解説します。
1. なぜ、社内の「ワークショップ」は盛り上がらないのか?

まず疑問に思うべきは、参加者の心理的なバリアです。 なぜ、「自由に意見を出して」と言われても、手が止まってしまうのでしょうか。 結論から言うと、「評価への恐怖」と「閉鎖性」が思考をブロックしているからです。
「正解」を探してしまう優等生たち
例を挙げると、いつもの会議室で行うワークショップでは、無意識に「上司が求めている答え」を探してしまいます。 「こんなことを言ったら笑われるのではないか」。 こうした自己検閲(セルフ・検閲)が働いている状態では、尖ったアイデアは生まれません。 したがって、出てくるのは「無難で実行可能な案」ばかりになり、イノベーションからは程遠い結果になります。 具体的に言えば、物理的に「会社」という文脈から切り離された場所でなければ、自由な発想は許されないと思い込んでいるのです。
「余白」のない空間
一方で、空間の影響も無視できません。 窓のない部屋、冷たい蛍光灯、整然と並んだ机。 ところが、人間の脳は、天井が高く、視界が開けた場所ほど、抽象度の高い思考ができると言われています。 それゆえに、物理的に狭い空間に閉じ込められると、思考もまた狭く、近視眼的になってしまうのです。
2. マグマリゾートが提供する「創造の3要素」

当施設は、クリエイターやイノベーターのための実験場です。 ここには、脳を刺激し、アイデアを引き出すための仕掛けが満載です。 詳細には、以下の3つの要素が、質の高いワークショップを約束します。
① 思考を解き放つ「森のスタジオ」
アイデアは、リラックスしている時に生まれます。 そのため、当施設のワークショップ会場は、森に向かって開かれた全面ガラス張りの設計になっています。 例えば、議論に行き詰まったら、そのままテラスに出て風に当たる。 靴を脱いでカーペットの上で車座になる。 言い換えれば、身体的な拘束を解くことで、精神的な自由を手に入れるのです。 この「圧倒的な開放感」こそが、既成概念を壊すための第一歩です。
② 右脳を刺激する「アクティビティ」
また、座ってばかりでは脳の血流が滞ります。 この点において、当施設では議論の合間に「身体を動かすワーク」を取り入れます。 森の中での宝探しや、薪割り体験。 「遊び」のように見えますが、これは脳のモードチェンジです。 実際には、論理(左脳)から感性(右脳)へとスイッチが切り替わることで、突飛なアイデアや直感的な解決策が降りてきやすくなります。
③ 心理的安全性を醸成する「焚き火」
さらに、どんな突飛な意見も受け入れる空気作り(受容)が重要です。 まさにこのために、夜は焚き火を囲みます。 炎には、批判的な心を鎮め、共感力を高める効果があります。 「それ、面白いね!」「やってみようよ」。 最終的には、否定から入るのではなく、互いのアイデアに乗っかり合う(イエス・アンド)ポジティブな連鎖が生まれます。
3. 目的別・ワークショップのプログラム事例

ワークショップの手法は多岐にわたりますが、環境とセットで設計することで、その効果は何倍にもなります。 最近では、デザイン思考やアート思考を取り入れた合宿型プログラムが人気です。
新規事業開発:アイデアソン合宿
当然ながら、0から1を生み出すには「発散」の量が勝負です。 具体的には、1日目は森の中を散策しながらのフィールドワークで、五感を使って情報をインプットします。 その後、会議室でブレインストーミングを行い、壁一面をアイデアで埋め尽くします。 つまり、制限時間を設けず、徹底的に出し切る「没入体験」を提供します。
組織課題解決:対話型ワークショップ
加えて、人間関係や風土改革といった、正解のない問いに向き合う場合です。 事実、ワールドカフェやOST(オープンスペーステクノロジー)といった手法を用い、リラックスした雰囲気で対話を重ねます。 結論を急ぐのではなく、全員が納得するプロセスを共有する。 これこそが、組織の一体感を高め、自分事として課題に取り組むための、最良のアプローチです。
4. ファシリテーターを支える「空間演出」コンシェルジュ

「大量の模造紙や備品を持ち込むのが大変だ」。 「参加者の集中力が切れないようにケアしてほしい」。 仮に、ワークショップの企画・運営担当者様がそのような不安を感じているなら、すべてお任せください。
当施設には、場づくりに精通したコンシェルジュがいます。 主なサポート内容は以下の通りです。
- まず、必要な備品(プロッキー、付箋、イーゼルパッドなど)は全て完備しています。
- 手ぶらでお越しいただいても、すぐに本格的なワークショップが可能です。
- 加えて、議論の熱量に合わせたレイアウト変更も柔軟に行います。
- スクール形式から島型、あるいは椅子を撤去した車座など、瞬時に対応します。
- 次に、糖分補給のためのブレインフード(スイーツやナッツ)と、こだわりのコーヒーを提供します。
- 脳のエネルギー切れを防ぎ、高いパフォーマンスを維持させます。
- そして、外部のプロ・ファシリテーターの紹介も可能です。
- 第三者が入ることで、社内の人間関係に縛られない公平な議論が実現します。
結果として、担当者様も運営に追われることなく、議論の中身に集中していただけます。
5. 【モデルプラン】発想と共創の1泊2日

ここでは、硬直した思考を解きほぐし、チーム全員で新たな価値を創造するワークショップのモデルコースを紹介します。
Day1は「拡散(Divergence)と刺激」です。 13:00に現地集合。カジュアルな服装に着替え、役職バッジを外します。 まずは、アイスブレイク・アクティビティ。 身体を動かして心拍数を上げ、脳をアクティブモードにします。 続いて、森のスタジオでのブレインストーミング。 「実現可能性」はいったん無視し、妄想レベルのアイデアを出し合います。 この時、窓の外の大自然が、思考のブレーキを外す手助けをします。 夜は、焚き火を囲んでの「ナラティブ(物語)」共有。 なぜそのアイデアが出たのか、背景にある想いを語り合い、共感の輪を広げます。
Day2は「収束(Convergence)とプロトタイピング」です。 午前中は、アイデアの構造化と絞り込み。 前日に広がった風呂敷を整理し、核となるコンセプトを磨き上げます。 午後は、寸劇や紙芝居を使った発表会。 頭だけでなく身体を使って表現することで、イメージを具体化します。 最後は、ネクストアクションを決め、高揚感を持ったまま解散します。
6. ワークショップへの投資は「イノベーション」への対価
当施設の利用料は、1人あたり約7万円〜です。 もちろん、社内の会議室でやれば無料です。
ところが、変化のない環境から生まれるアイデアは、どこかで見たような「二番煎じ」になりがちです。 それが事業化されても、市場で勝てる可能性は低いでしょう。 もし、貴社が市場を驚かせるイノベーションや、抜本的な変革を求めているなら、アイデアが生まれる「土壌」への投資をケチってはいけません。
反対に、この合宿で生まれたたった一つの「種」が、将来の柱事業に育つ可能性があります。 7万円は、組織の創造性を開花させるための、極めて効率的な「研究開発費」です。
結論として、質の高いワークショップは、単なる会議ではなく、企業の未来を創るための「投資活動」なのです。
結論:場所が変われば、発想が変わる
最終的に、アイデアとは「既存の要素の新しい組み合わせ」です。 そして、新しい組み合わせは、いつもと違う刺激を受けた時に生まれます。 コンクリートの壁に囲まれていては、新しい刺激は入ってきません。
思考を広げる空。 感性を揺さぶる森。 さらに、共創を促す快適な空間。
どうぞ、これらが揃った当リゾートをご活用ください。 貴社のチームを、クリエイティブで野心的な「イノベーター集団」に変えてみせます。 予定調和を破壊する、本気のワークショップを実施しませんか?
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