幸福を耕す。マグマ・ウェルビーイング

「ウェルビーイング(Well-being)」。 直訳すれば「良好な状態」。 身体的、精神的、そして社会的に満たされている状態を指すこの言葉は、今や企業の経営戦略における最重要キーワードの一つとなっています。

しかし、多くの企業が導入しているウェルビーイング施策は、どこか表層的ではないでしょうか。

「健康診断の受診率を上げよう」 「カフェテリアにヘルシーメニューを導入しよう」 「ヨガ教室を開催しよう」

もちろん、これらは素晴らしい取り組みです。 しかし、これだけで社員は「私はこの会社で働いていて幸せだ」と心から言えるようになるでしょうか?

真のウェルビーイングとは、単に病気でないこと(Not Sick)ではありません。 自分の人生に意味を感じ、仕事に情熱を持ち、仲間と信頼関係で結ばれ、生き生きと活動している状態(Flourishing)のことです。

この「魂の充足感」は、オフィスの福利厚生だけでは満たせません。 効率や生産性というモノサシで測られる日常から離れ、人間が本来持っている「生命力(バイタリティ)」の根源に触れる体験が必要です。

マグマリゾート。 大地から湧き上がる熱、循環する水、呼吸する森。 ここは、枯渇しがちな現代人の生命エネルギーを、地球のコア(核)から直接チャージするための、巨大なパワースポットです。

「休む」だけではない。「満たす」旅へ。 マイナスをゼロに戻すのではなく、ゼロを無限のプラスへと高める。

本記事では、福利厚生の枠を超え、組織のエンゲージメントと創造性を爆発的に高める、マグマリゾート流・ウェルビーイング研修の全貌を、4000文字超の熱量で描き出します。

第1章:身体的活力(Vitality)。地球と同期する「アーシング」

身体の声を聞け

デスクワーク中心の現代人は、頭ばかり使い、身体感覚が鈍麻しています。 肩こりや腰痛は「身体からの悲鳴」ですが、それを湿布や薬で誤魔化し、働き続けています。 身体が喜んでいない状態で、心が幸せを感じることは不可能です。 ウェルビーイングの土台は、まず「身体性(フィジカリティ)」を取り戻すことにあります。 それも、ジムのランニングマシンのような人工的な運動ではなく、もっと根源的な、大地との接続が必要です。

マグマ・ベアフット・ウォーク

「靴と靴下を脱いでください」 マグマリゾートの森の中、あるいは火山の麓の黒い土の上。 参加者は裸足(ベアフット)になります。

最初は痛いかもしれません。小石や枝が足裏を刺激します。 しかし、一歩一歩踏みしめるたびに、足裏の感覚受容器が覚醒し、脳に大量の信号を送り始めます。

土の冷たさ、日向の温かさ、草の柔らかさ。 これを「アーシング(Earthing)」と呼びます。 体内に溜まった静電気を放出し、大地の電子を取り込む。

「足がポカポカしてきた」 「地面と繋がっている感じがする」

大地を踏みしめるという行為は、人間に「グラウンディング(地に足がついた感覚)」をもたらします。 不安や焦りで浮足立っていた精神が、どっしりと安定する。 さらに、マグマの熱を含んだ温泉に浸かり、地元の新鮮な食材を食べる。 身体の細胞一つひとつが「快」を感じて喜ぶ。 この身体的な充足感が、すべての幸福感のベースとなります。 「生きているって、気持ちいい」。 そのシンプルな感覚を思い出すことから、ウェルビーイングは始まります。

第2章:精神的没入(Flow)。「しなければならない」を手放す

To Doリストの呪縛

私たちの毎日は、「やらなければならないこと(To Do)」で埋め尽くされています。 仕事、家事、自己研鑽。 常に何かに追われ、時間を効率的に使うことばかり考えている。 これでは、脳は常に緊張状態(交感神経優位)にあり、心からの安らぎは得られません。 幸福度を高めるには、時間の流れを忘れ、目の前のことに没頭する「フロー状態」に入る時間が必要です。 それは、「生産性」とは無縁の、「ただやりたいからやる(To Be)」時間です。

ワイルド・アート・クラフト

「この森にある素材を使って、自分が『美しい』と思うものを作ってください」 評価も、正解も、期限もありません。

流木を拾い集めてオブジェを作る人。 色とりどりの落ち葉を並べて絵を描く人。 ただひたすらに、石を積み上げる人。

最初は「何を作ればいいんですか?」と戸惑っていた参加者も、手を動かすうちに無言になります。 童心に帰る。 時間を忘れる。

「気づいたら2時間経っていた」 「無心になれた」

この没入体験こそが、脳をリフレッシュさせ、幸福物質(ドーパミンやエンドルフィン)を分泌させます。 役に立つかどうかはどうでもいい。 自分が「楽しい」「美しい」と感じることに、純粋にエネルギーを注ぐ。 この「遊び(プレイフルネス)」の精神を取り戻すこと。 それが、創造性やイノベーションの源泉となります。 大人の図画工作は、錆びついた感性を磨く最良の砥石なのです。

第3章:関係性の質(Relational)。「ありがとう」が循環する場

ギブ・アンド・テイクの落とし穴

ビジネスの現場では、人間関係も「取引」になりがちです。 「これをやってくれたら、あれを返す」。 損得勘定に基づいた関係は、脆く、冷たいものです。 ウェルビーイング研究において、幸福度を決定づける最大の要因は「良好な人間関係」であることが分かっています。 それは、利害を超えた「感謝」と「貢献」で結ばれた関係です。 「あなたがいてくれてよかった」。 そのメッセージを、照れずに伝え合う場が必要です。

アプレイシエーション・サークル

夕暮れ時、焚き火を囲んで車座になります。 テーマは「感謝の贈呈式」です。

普段、忙しくて伝えられていない「ありがとう」を、特定の誰かに向かって言葉にします。

「〇〇さん、あの時、私のミスを黙ってフォローしてくれましたよね。本当に救われました」 「△△課長の毎朝の挨拶で、実は元気をもらっているんです」

些細なことでもいい。 具体的なエピソードと共に感謝を伝える。 言われた本人は、驚き、そして照れくさそうに微笑む。

「見ていてくれたんだ」 「役に立っていたんだ」

自分の存在価値(自己重要感)が満たされる瞬間。 そして、感謝を伝えた側もまた、温かい気持ちになります(「親切のブーメラン効果」)。

ポジティブな感情が、焚き火の熱と共に循環する。 この場に流れる空気は、極めて安全で、温かいものです。 「このチームなら、自分らしくいられる」。 この心理的安全性こそが、組織のウェルビーイング指標を劇的に高めます。

第4章:意義と目的(Meaning)。なぜ、ここで働くのか

レンガ積みの寓話

有名な寓話があります。 レンガを積んでいる職人に「何をしているのか?」と尋ねた時、 一人は「レンガを積んでいる(作業)」と答え、 もう一人は「教会を作っている(目的)」と答え、 三人目は「人々の魂を救う場所を作っている(意義)」と答えました。 最も幸福で、パフォーマンスが高いのは三人目です。 日々の業務(レンガ積み)の先に、どのような崇高な意義(パーパス)を見出しているか。 それが「働きがい」の正体です。 しかし、忙しい日常では、その「意義」を見失いがちです。

ボルケーノ・パーパス・クエスト

早朝、活火山を望む丘の上へ。 圧倒的な大自然の前で、自分自身に問いかけます。

「私の仕事は、誰を幸せにしているのか?」 「私がこの会社にいることで、世界はどう良くなるのか?」

個人的な出世や給与のためだけではない、もっと大きな「利他」の目的を探す旅。

「私の作った製品が、遠くの国の子供を笑顔にしているかもしれない」 「私の接客が、疲れた誰かの心を癒やしているかもしれない」

自分の仕事の意味を再定義(ジョブ・クラフティング)する。 そして、それを共有します。

「私は、ただの事務員じゃありません。社員のみんなが安心して働ける環境を作る『守り神』になりたいんです」

仕事に「魂」が吹き込まれる瞬間。 「やらされ仕事」が「志事(しごと)」に変わる。 自分を超えた大きなもの(Something Great)に貢献しているという感覚。 これこそが、永続的な幸福感(ユーダイモニア)の源泉です。

第5章:達成と成長(Achievement)。未来への「希望」を描く

現状維持は退化

「今のままでいいや」。 現状に満足することは大切ですが、成長を止めてしまうことはウェルビーイングを低下させます。 人間には本来、「できるようになりたい」「成長したい」という根源的な欲求があるからです。 「昨日の自分より、今日の自分が少しでも前に進んでいる」という感覚(自己効力感)。 そして、「未来はもっと良くなる」という「希望」を持つこと。 これが、心のエネルギーとなります。

サンライズ・ホープ・レター

研修の最後。 朝日を浴びながら、未来の自分へ手紙を書きます。 「半年後、私はこうなっていたい」。 目標は、売上目標のような無機質なものではなく、自分のあり方(Being)に関するものです。

「もっと周りを笑顔にできる人になっている」 「新しいスキルを身につけて、プロジェクトをリードしている」

そして、その目標に向かって、今日からできる「小さな一歩(ベイビーステップ)」を宣言します。

「毎日、誰か一人を褒めます」 「週に一度は、新しい本を読みます」

希望を具体的な行動に落とし込む。 「自分ならできる」という根拠のない、しかし確かな自信を持ち帰る。 この希望こそが、困難に直面した時のレジリエンス(回復力)となり、心を折れないものにします。 「未来が楽しみだ」。 そう思えるだけで、今日という日は輝き始めます。

まとめ:ウェルビーイングは、最強の経営戦略である

「社員を甘やかしているだけではないか?」 そう考える経営者もいるかもしれません。

しかし、幸福度の高い社員は、そうでない社員に比べて、生産性が31%、売上が37%、創造性が3倍高いという研究結果があります(ソニア・リュボミアスキー等の研究)。

ウェルビーイングへの投資は、慈善事業ではなく、最もリターンの高い投資です。

マグマリゾートでのウェルビーイング研修は、一時的なリフレッシュではありません。 社員一人ひとりが、自分の人生と仕事の意味を見つめ直し、身体と心を整え、最高のパフォーマンスを発揮できる状態(ゾーン)に入るための、科学的かつ野性的なアプローチです。

「うちの会社、なんかいい雰囲気だよね」 「みんな、目が生き生きしている」

そんな「幸福な組織」を作るために。 大地とつながり、人とつながり、未来とつながる旅を。

マグマリゾートで、お待ちしております。

家族旅行が待っています

この話はいかがでしたか?ぜひご家族と一緒に体験しに来てください。

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