
1. いま、企業が直面しているのは「心理安全性の限界」
ここ数年、
企業のキーワードとして“心理安全性”が一気に広まった。
- 自由に意見を言える
- 違いを受け入れられる
- 失敗を恐れず挑戦できる
- 互いを尊重する
たしかにこれらは重要だ。
心理的安全性は組織にとって必要条件である。
しかし、多くの企業はこう感じている。
「心理安全性を高めたはずなのに、成果が出ない」
「意見は出るが、行動が増えない」
「安心しているのに、前に進まない」
「優しい組織になったが、強さがない」
これは心理安全性が“守りの概念”だからだ。
心理安全性とは、
「傷つかないための環境」であり、
組織を前に進めるための“推進力”ではない。
チームが動くためには、
心理安全性よりも深いレイヤーにある
“情動(エモーション)”
を扱う必要がある。
いま、成果が伸び悩む企業の多くが抱える問題は
スキルの不足でも、戦略の弱さでもなく、
情動レベルの停滞である。
情動が停滞すると…
- 行動が重くなる
- 意欲の波が激しくなる
- 判断が鈍る
- 誤解が増える
- 関係性が硬くなる
- 創造性が消える
- 空気が冷える
組織は“感情の生き物”だ。
感情が動いたとき、はじめて行動が変わる。
そして、情動は会議では扱えない。
扱えるのは“環境”だけである。
そのために必要なのが、
情動コンディショニング・リトリートだ。

2. 情動とは何か? なぜ組織に最も影響を与えるのか?
情動とは、
感情よりも深い、人間の“反応の源”である。
例えるなら…
- 感情=表面的な波
- 情動=波を生む海そのもの
たとえば…
「部下の言葉にイラっとする」
これは感情。
「自分は責められている」と反射的に感じる」
これは情動。
情動が乱れていると、行動も思考も乱れる。
さらに情動は
職場の空気に強く影響される。
- 緊張感のある組織では強化され
- 冷たい組織では鈍化し
- 安全すぎる組織では弱くなる
情動は、
人が“どう反応するか”を決めている。
- 仕事にどう向き合うか
- 人の話をどう受け取るか
- チームにどう関わるか
- 変化をどう捉えるか
すべて情動に左右される。
だからこそ、
スキル研修だけでは組織は変わらない。
メンバーが変わらない理由は
「わかっていない」のではない。
心が動いていないのだ。

3. 情動はなぜ日常では整わないのか?
情動は、
思考によって整えられるものではない。
「もっと前向きに」
「冷静になろう」
「受け止めよう」
これらは、
情動には届かない。
情動は環境で整う。
しかし日常の職場は
情動のコンディショニングに向いていない。
その理由は3つ。
① 職場は“役割フィルター”が強すぎる
上司
部下
先輩
後輩
立場のフィルターが
情動を硬くする。
② 早すぎる時間の流れ
情動には“揺れ”が必要だが、
日常は揺れる隙間がない。
③ 脳が常に防御モードになっている
締め切り
評価
責任
プレッシャー
これらが続くと、
情動は閉じる。
情動は安全が確保されたとき、
初めて動き出す。
つまり、
職場で情動を整えるのは不可能に近い。
だからこそ、
環境を変える必要がある。

4. 情動コンディショニングは自然の中でしか起こらない
ここが本記事の核心である。
情動は“自然刺激”によって動く。
- 光
- 風
- 水
- 空気の密度
- 温度
- 静けさ
- 森林音
- 山の匂い
- 土の湿度
これらは、
脳の反応を一瞬で変える。
その結果…
- 防御モード → 開放モード
- 速い思考 → 深い思考
- 分断 → 共鳴
- 防衛 →受容
- 警戒 → 安心
自然は“情動のリセットボタン”だ。
特に日本の森は
心理的影響力が強い。
森林浴の研究では
以下が証明されている。
- ストレスホルモンの減少
- 創造性の上昇
- 集中力の回復
- 共感力の増加
- 緊張の緩和
つまり、
自然には“情動を整える力”がある。
その効果を最大化できる場所が
マグマリゾートだ。

5. なぜマグマリゾートが情動コンディショニングに最適なのか
マグマリゾートが
ただの研修施設と違う理由は
「情動が動くように設計されている」点だ。
① 深い自然に囲まれた立地
山梨の森、静けさ、空気の濃さ。
“自然に没入できる時間”が情動を緩める。
② 温泉が情動を緩ませる
温泉の後、人の表情は明らかに変わる。
身体が緩む → 心が緩む。
心が緩む → 情動が動く。
温泉は、
情動への最短ルートだ。
③ 年間400種の体験で“情動の揺れ”を作る
アクティビティは、
情動を動かすための刺激装置である。
- 非日常
- 身体性
- 笑い
- 協働
- 達成感
これらは情動を揺らし、
心の奥まで届く。
④ 幹事不要のオールインワンで“心の余白”が生まれる
余白がなければ情動は動かない。
段取りで頭が埋まっていては
何も感じられない。
⑤ 自然・体験・温泉・宿泊がワンロードで完結する
移動が多いと心が散る。
動きすぎると情動は動かない。
一ヶ所で流れが完結するのは
非常に重要だ。
これほど情動の動線が整っている場所は
他にない。

6. 情動コンディショニング・リトリートの進め方
リトリートは
順番が命である。
間違った順序では
情動は動かない。
以下は最も効果の出る導線だ。
① 到着:まず“静けさ”を浴びる
人は静けさを浴びたとき、
最初の情動の揺れが起きる。
自然の中の深呼吸で
心拍が整い始める。
② 散策:ゆっくり歩く(感覚の再生)
歩くと、
脳の過剰な活動が弱まり、
感覚が戻ってくる。
③ ライトアクティビティ:情動の揺れをつくる
身体の動きが
心の動きを引き出す。
笑い、驚き、協力、達成感。
小さな情動の揺れが
大きな変化の前兆になる。
④ 温泉:情動の“緩み”を最大化
温泉で緩んだ瞬間、
情動が一気に動く。
温泉の後の会話は深まりやすい。
⑤ 夕食:関係性が自然に柔らかくなる
リラックスした環境での対話は
防衛モードが弱まり、本音が出る土壌になる。
⑥ 焚き火:情動の核心が動く時間
炎の揺らぎには、
情動を安定させる効果がある。
焚き火は
“本音が出る最強のステージ”だ。
⑦ 朝の時間:思考の解像度が上がる
翌朝、
多くの人がそう感じる。
「頭が軽い」
「景色が違って見える」
「未来が見える」
情動が整理された証拠だ。
⑧ 未来の行動に落とし込む
ここで初めて
戦略や計画の話をする。
情動が整っているからこそ、
思考がスムーズに進む。

7. 情動コンディショニング・リトリートで得られる6つの効果
リトリート後、
企業が必ず口にする変化は次の通り。
① メンバーの表情が明るくなる
表情の変化は、
情動が整った証拠だ。
② 会話の温度が上がる
本音を出す土壌が生まれると、
コミュニケーションが深まる。
③ 行動が軽くなる
情動の滞りが消えると、
動きが速くなる。
④ 会議の生産性が上がる
議論がスムーズになり、
不必要な緊張が減る。
⑤ 組織の温度が上がる
温度とは、
情動 × 信頼 × 前向きさ
である。
温度がある組織は
自然と前に進む。
⑥ 経営層のメンタルが整う
トップが整うと
組織が整う。

8. 最後に —— 組織が前に動くのは、情動が整ったときだけ
企業は戦略で動くように見える。
しかし実際には、
企業を動かしているのは
メンバーの情動である。
情動が詰まると、組織は止まる。
情動が流れれば、組織は動く。
そして情動は
自然の中でしか動かない。
あなたのチームが
もう一度“自然と前に進む組織”に戻るために。
マグマリゾートは、
そのために最も適した場所だ。