実のところ、日本の多くの企業で行われている企業研修は、機能不全に陥っています。 人事担当者は「実施率」や「受講満足度」を追っていますが、経営陣や現場からは厳しい声が上がっています。 「研修で学んだことが、現場で全く活かされていない」。 「社員が『忙しいのに面倒だ』と、やらされ感で参加している」。 「知識は増えたかもしれないが、行動が変わっていない」。
「学校」の延長戦を終わらせる
まず第一に、知識を一方的に教え込む「学校形式」の研修は、現代のビジネス環境では限界を迎えています。 なぜなら、知識やノウハウはインターネットやAIで瞬時に手に入るからです。 これからの社員に必要なのは、正解を覚える力ではなく、正解のない問いに立ち向かう「意志(Will)」と、仲間と協働して価値を生む「関係性(Relation)」です。
それに加えて、変化の激しい時代において、企業が生き残るためには、個人のスキルアップだけでなく、組織全体のカルチャーやマインドセット(OS)をアップデートする必要があります。 もし仮に、貴社が「消化試合のような研修」から脱却し、「組織のエンジンとなる研修」を実現したいなら、研修に対する考え方を根本から変える必要があります。
おそらく、必要なのは知識のインプットではありません。 眠っている本能と情熱を呼び覚ます「没入体験」です。
間違いなく、これからの時代に求められる企業研修とは、足りないものを補う「教育」の場ではなく、ポテンシャルを解放する「覚醒」の場です。
要するに、成功の鍵は「環境によるアンラーニング(学習棄却)」と「感情を揺さぶる原体験」にあります。 そして何より、それを可能にする非日常的なフィールドが必要です。
そこで本記事では、マグマリゾートが提案する、従来の常識を覆す「第3世代の企業研修」について解説します。
1. なぜ、これまでの「企業研修」は成果が出ないのか?

まず疑問に思うべきは、研修のスタイルそのものが抱える構造的な欠陥です。 なぜ、多額のコストをかけても、社員の行動が変わらないのでしょうか。 結論から言うと、「当事者意識」が欠如し、「現場との分断」が起きているからです。
「他人事」になる受動的な学習
例を挙げると、薄暗い会議室でスライドを見せられ、講師の話をメモするだけの研修。 こうした環境では、受講者は「客席」に座る観客になってしまいます。 「会社に言われたから座っているだけ」。 したがって、どんなに良いコンテンツでも、自分事として捉えることができず、翌日には忘却の彼方へと消え去ります。 具体的に言えば、自ら体を動かし、発言し、汗をかくという「能動的なアクション」がなければ、大人の学習は成立しないのです。
「日常」という引力
一方で、オフィス内やオンラインでの研修は、常に「日常業務」の干渉を受けます。 研修中もチャットが気になり、休憩時間にはメール処理に追われる。 ところが、人の意識が変わる(変容的学習)ためには、一度日常の文脈を断ち切り、深く内省する時間が必要です。 それゆえに、物理的に隔絶された環境に身を置かない限り、思考のOSを書き換えることは不可能なのです。
2. マグマリゾートが提案する「3つのシフト」

当施設は、単なる研修会場ではありません。 組織のポテンシャルを解放するための「インキュベーション(孵化)装置」です。 詳細には、以下の3つのシフト(転換)が、本質的な企業研修を実現します。
① 「閉鎖」から「開放」へ:環境のシフト
思考は、空間に支配されます。 そのため、当施設では、窓のない会議室ではなく、森と一体化したガラス張りのスタジオや、青空の下でのフィールドワークを提供します。 例えば、天井のない場所で空を見上げながら未来を語るとき、人は些細な利害関係を忘れ、大きな視座を持つことができます。 言い換えれば、環境を開放することで、社員の心と発想を開放するのです。
② 「受動」から「能動」へ:手法のシフト
また、座学は最小限にし、体験を最大化します。 この点において、当施設では「プロジェクト・アドベンチャー」などの体験学習法を取り入れています。 正解のない課題に対し、チームで仮説を立て、実行し、失敗し、修正する。 このPDCAサイクルを、泥まみれになりながら高速で回します。 「教えてもらう」のではなく「自ら掴み取る」。 実際には、この強烈な原体験こそが、現場に戻ってからの主体的な行動の源泉となります。
③ 「個」から「組織」へ:目的のシフト
さらに、個人のスキルアップ以上に、関係性の質(チームワーク)を重視します。 まさにこのために、夜の「焚き火ダイアログ」は欠かせません。 スキルやノウハウではなく、価値観や想いを共有する。 「あいつが頑張るなら、俺もやる」。 最終的には、個人の能力の足し算ではなく、掛け算で成果を出す「強い組織」へと進化させます。
3. フェーズ別・企業研修の活用ロードマップ

企業研修は、組織の成長フェーズや対象層に合わせてデザインする必要があります。 最近では、階層別研修だけでなく、部門横断型のプロジェクト合宿なども増えています。
導入期(新人・内定者):カルチャーのインストール
当然ながら、最初は組織文化への適合(オンボーディング)が重要です。 具体的には、会社のビジョンを体感するロゲイニングや、同期の絆を深める共同生活を行います。 理屈ではなく、「この仲間と一緒に働きたい」という感情の土台を作ります。
成長期(リーダー・中堅):殻を破る
加えて、現場の要となる層には、ブレイクスルーが必要です。 事実、日常業務から離れ、これまでの成功体験を捨てる(アンラーニング)ための内省合宿が効果的です。 自分の限界に挑むアクティビティや、徹底的な自己分析を通じて、一皮むけたリーダーへと変貌させます。
変革期(経営層・幹部):ビジョンの共創
一方で、組織の方向性を決める層には、深い対話が必要です。 静寂な森のヴィラで、10年後の未来シナリオを描く。 これこそが、バラバラだった経営陣を一枚岩にし、全社を牽引する強力なリーダーシップを生み出します。
4. 人事担当者の「戦略パートナー」として

「ただ場所を貸すだけでなく、研修の効果を高める提案が欲しい」。 「実施後のフォローアップまで考えてほしい」。 仮に、企業研修の担当者様が、成果へのプレッシャーを感じているなら、私たちを頼ってください。
当施設には、人材開発の知見を持つコンシェルジュがいます。 主なサポート内容は以下の通りです。
- まず、研修のゴール(行動変容の定義)をヒアリングし、最適な環境とプログラムを設計します。
- 単なるスケジュール作成ではなく、体験の「ストーリー」を作ります。
- 加えて、外部のプロフェッショナル(ファシリテーター、トレーナー)をアサインします。
- 社内の人間だけではマンネリ化する場合、外部の刺激を入れます。
- 次に、参加者のコンディションを整えるための食事や宿泊環境を提供します。
- 学びに集中するための、ストレスフリーな滞在を保証します。
- そして、研修後の「熱」を持続させるための仕掛けも提案します。
- 事後課題の設定や、振り返り会の開催などをサポートします。
結果として、研修担当者様は「手配屋」ではなく、組織を変える「プロデューサー」として活躍していただけます。
5. 【モデルプラン】組織が目覚める2日間

ここでは、やらされ仕事の研修を卒業し、社員が自ら動き出すきっかけを作る企業研修のモデルコースを紹介します。
Day1は「解凍(Unfreeze)と発火」です。 13:00に現地集合。まずはスーツを脱ぎ、デジタルデバイスを預けます。 まずは、アイスブレイクを兼ねた身体的アクティビティ。 固まった思考と身体をほぐし、素の自分に戻ります。 続いて、課題解決型のチーム・プロジェクト。 失敗を許容し、試行錯誤するプロセスを通じて、挑戦するマインドに火をつけます。 夜は、焚き火を囲んでの「本音トーク」。 役職の壁を取り払い、組織に対する想いや個人の夢を語り合います。 ここで、心理的安全性が確保されます。
Day2は「再構築(Refreeze)と決意」です。 午前中は、静寂な空間での内省ワーク。 前日の気づきを整理し、「明日から何を変えるか」を言語化します。 午後は、全体シェアとコミットメント。 一人ひとりが仲間の前で宣言することで、実行への責任感が生まれます。 最後は、全員で円陣を組み、新たなスタートを切るためのエールを交換して終了します。
6. 企業研修への投資は「未来」への投資
当施設の利用料は、会議室代と比較すれば安くはありません。 もちろん、コスト削減は重要です。
ところが、効果のない研修にお金と時間を使い続けることこそ、最大のムダではないでしょうか。 社員の変化が起きない研修は、コスト(費用)です。 しかし、社員が目覚め、行動が変わる研修は、リターンを生むインベストメント(投資)です。 もし、貴社が本気で組織を変えたいと願うなら、この投資の価値を理解していただけるはずです。
反対に、この場所で得た「気づき」と「絆」は、貴社の無形資産となり、競合他社には模倣できない強みとなります。 費用は、未来の利益を生み出すための「種まき」です。
結論として、質の高い企業研修は、福利厚生でも義務でもなく、企業の成長戦略そのものなのです。
結論:場所が変われば、人は変わる
最終的に、人は環境の生き物です。 いつものオフィス、いつもの会議室では、いつもの発想しか生まれません。 思考の枠を壊し、眠っている可能性を引き出すには、圧倒的な非日常が必要です。
可能性を広げる空。 本音を引き出す炎。 さらに、成長を後押しする環境。
どうぞ、これらが揃った当リゾートをご活用ください。 貴社の社員を、目の前の業務をこなす「作業者」から、未来を切り拓く「変革者」へと変えてみせます。 組織の歴史が変わる、本気の企業研修を実施しませんか?
「全社員でカルチャー変革を行いたい」。 「次世代リーダーを育成するプログラムを作りたい」。 どのようなご相談でも構いません。 貴社の進化を加速させる「覚醒のフィールド」でお待ちしています。