体験が組織を変える。マグマ・アクティビティ研修

「研修で学んだことを、現場で活かせていますか?」 この問いに対して、自信を持ってYESと答えられる企業は驚くほど少ないのが現状です。

座学でロジカルシンキングを学び、eラーニングでコンプライアンスを学び、ロールプレイングで営業トークを学ぶ。 知識は詰め込まれました。テストの点数も優秀です。 しかし、いざトラブルが発生した現場で、彼らは動けるでしょうか? 想定外の事態に直面した時、学んだフレームワークを使いこなせるでしょうか?

多くの場合、答えはNOです。 なぜなら、「知っている(Knowing)」ことと、「できる(Doing)」ことの間には、巨大な溝があるからです。 知識を行動に変えるには、頭で理解するだけでなく、身体感覚として経験するプロセス、すなわち「原体験」が不可欠です。

マグマリゾート。 大自然という予測不能なフィールド。 ここで提供されるのは、単なるレクリエーションとしての「遊び」ではありません。 ビジネスに必要な要素――戦略、決断、協調、創造――を、身体を使ってシミュレーションする「戦略的アクティビティ研修」です。

会議室の椅子に座ったままでは、泳ぎ方を覚えることはできません。 水に飛び込み、手足を動かし、息継ぎのタイミングを掴む。 それと同じように、ビジネスの筋肉もまた、実践的なアクティビティの中でこそ鍛えられます。

本記事では、座学中心の研修に限界を感じている人事・教育担当者の皆様へ、社員の行動変容を確実に引き起こす、マグマリゾート流・企業向けアクティビティ研修の全貌を、4000文字超のボリュームで解説します。

第1章:PDCAの高速回転。頭と足で攻略する「ロゲイニング」

計画倒れになる組織

「完璧な計画を立てたのに、実行段階で頓挫した」。 多くのプロジェクトが失敗する原因は、計画(Plan)に時間をかけすぎ、実行(Do)と検証(Check)のサイクルが遅いことにあります。 市場環境は刻一刻と変化します。 机上の空論にしがみつくのではなく、走りながら考え、状況に合わせて柔軟にルートを変更する「アジャイルな動き」が求められます。 このスピード感を体得するのに最適なのが、フィールドスポーツ「ロゲイニング」です。

マグマ・ロゲイニング

広大なマグマリゾートの敷地内に散らばった多数の「チェックポイント」。 それぞれに得点が設定されています(遠い場所や難所は高得点)。 制限時間内に、どれだけ多くの得点を獲得できるかをチームで競います。

スタート前、地図が配られます。作戦タイムはわずか15分。 「高得点の山頂を狙うか?(ハイリスク・ハイリターン)」 「平地の低得点を数多く回るか?(ローリスク・ローリターン)」 「メンバーの体力はどうだ?」

戦略(Plan)が決まったらスタート(Do)。 しかし、現場は地図通りではありません。 「道がぬかるんでいて進めない!」「想定より時間がかかっている!」 計画の狂いが次々と発生します。

そこで立ち止まるか、即座に修正するか。 「山頂は諦めて、川沿いのルートに変更しよう(Action)」 「残り時間で回れる最適なルートを再計算だ!」

息を切らして走りながら、瞬時に判断を下す。 走り終わった後の振り返り(Check)では、痛烈なフィードバックが得られます。 「欲張りすぎて時間切れになった(リソース配分のミス)」 「リーダーの独断でメンバーが疲弊した(マネジメントの失敗)」

身体を使ったPDCAの高速回転。 「計画は修正されるためにある」というリアリティを学ぶことで、現場での動き出しが劇的に速くなります。

第2章:役割分担の最適化。巨大建築で知る「適材適所」

肩書きに縛られた役割

「部長だからリーダー」「若手だから作業員」。 オフィスでは、役職という固定化されたラベルで役割が決まりがちです。 しかし、プロジェクトの成功に必要なのは、役職ではなく「機能」です。 誰が全体を俯瞰し、誰が細部を詰め、誰がムードを作るのか。 個々の隠れた才能(タレント)を発掘し、最適な配置を行うことが、チームの生産性を最大化します。

バンブー・アーキテクト(竹建築)

「この竹とロープを使って、全員が乗れる巨大なタワーを作ってください」 設計図はありません。

最初は全員がガヤガヤと意見を言いますが、やがて自然淘汰的に役割が分かれ始めます。

普段は大人しいエンジニアが、構造力学の知識を活かして設計を主導する(設計者)。 「ここに筋交いを入れないと崩れます!」

いつもは大雑把な営業マンが、声を張り上げて資材運びを指揮する(現場監督)。 「こっちに竹が足りないぞ! 持ってこーい!」

手先の器用な新入社員が、ロープの結び方を先輩たちに教える(技術指導者)。

アクティビティの中では、社内の序列は無効化され、「その場で最も価値を出せる人」がリーダーシップを取ります。 「あいつ、こんな才能があったのか」 「部長、現場監督より資材運びの方が向いてますね(笑)」

完成したタワーに乗った時の達成感。 そして、「適材適所」がハマった時のチームの爆発力。 「人には必ず、輝ける場所がある」。 この気づきが、帰社後のタレントマネジメントやチーム編成に革新をもたらします。

第3章:心理的安全性の醸成。恐怖を超える「ハイタッチ」

失敗を恐れる空気の打破

「挑戦しろ」と口では言っても、失敗したら減点される組織では、誰もリスクを取りません。 「失敗しても大丈夫」「仲間が支えてくれる」という確信(心理的安全性)があって初めて、人は限界を超えたチャレンジができます。 この信頼関係を築くには、飲み会のような表面的な交流ではなく、恐怖や困難を共有し、互いに命綱を握り合うような体験が必要です。

ウォール・クライミング・チャレンジ

森の中にそびえ立つ、高さ4メートルの壁(ウォール)。 道具は使いません。使えるのは、仲間の身体だけ。

一人では絶対に登れません。 土台となる人が歯を食いしばって踏ん張り、登る人がその肩に乗る。 上に登った人が、必死に手を伸ばして次の人を引き上げる。

「怖い! 無理!」 すくむ足。 「大丈夫だ! 俺たちが下で支えてる!」 「信じて飛べ!」

仲間の声を信じて、一歩を踏み出す。 引き上げられた瞬間の、安堵と興奮。 汗まみれの手と手がガッチリと握手し、自然とハイタッチが生まれる。

「あいつが支えてくれたから、登れた」 「あいつを引き上げるために、俺は強くなれた」

物理的な重みを支え合った経験は、精神的な重み(プレッシャー)を支え合う関係へと昇華します。 「このチームなら、どんな高い壁(ノルマ)も越えられる」。 理屈を超えた連帯感が、組織の空気を一変させます。

第4章:アンコンシャス・バイアスの破壊。見えない世界での「対話」

「言わなくても分かるだろう」の傲慢

「あれやっといて」「普通こうするだろ」。 長年一緒に働いていると、言葉にしなくても通じ合う部分が増えますが、同時にそれが「思い込み(バイアス)」の温床になります。 相手が自分と同じ景色を見ているとは限りません。 情報の非対称性を自覚し、丁寧に言葉を尽くすこと。 それがコミュニケーションエラーを防ぐ唯一の方法です。

ブラインド・サッカー体験

チーム全員がアイマスクをし、鈴の入ったボールを使ってゴールを目指すアクティビティ。 目が見えるのは、フィールドの外にいる「ガイド役(コーラー)」の一人だけ。

「右に行って!」 「右ってどっちの右!? 俺から見て? そっちから見て?」 「あとちょっと!」 「ちょっとって何メートル!?」

視覚情報が遮断された途端、普段のコミュニケーションがいかに曖昧だったかが露呈します。 「あっち」「そっち」「いい感じ」といった言葉は通用しません。

「あなたの体の向きで3時の方角へ、あと2歩進んで!」 「ボールは今、足元の10センチ前にあります!」

客観的で具体的な言語化能力(バーバル・コミュニケーション)と、相手の不安に寄り添う想像力。 「見えている人」と「見えていない人」の間にある溝を、言葉の橋で埋めていく作業。

この体験を通じて、参加者は痛感します。 「普段、自分がいかに相手に『察してちゃん』を押し付けていたか」。 オフィスに戻ってからの指示出しや報告が、驚くほど具体的で丁寧なものに変わります。

第5章:クリエイティビティの解放。「ない」を楽しむブリコラージュ

リソース不足を言い訳にしない

「予算がないからできない」「人がいないから無理」。 ビジネスの現場では、常にリソース(資源)は不足しています。 しかし、イノベーションを起こす人は、ないことを嘆くのではなく、今あるものを組み合わせて新しい価値を生み出します。 この「ブリコラージュ(器用仕事)」の精神こそが、閉塞感を打破する鍵です。

ネイチャー・クラフト・イノベーション

「森にあるものだけで、最高に面白い『遊び道具』を作ってください」 釘も接着剤もありません。 あるのは、枝、石、蔓(つる)、葉っぱ、泥。

最初は途方に暮れます。 「ゴミしかないじゃん…」

しかし、視点を変えると、世界が変わります。 「このY字の枝、パチンコに使えるかも」 「この大きな葉っぱ、滑り台のシートになるよ」 「蔓を編めば、ロープ代わりになる!」

ゴミだと思っていたものが、アイデア一つで「資源」に変わる瞬間。 試行錯誤しながら、泥団子を作り、秘密基地を作り、弓矢を作る。 童心に帰って夢中になる中で、脳のリミッターが外れます。

「そういえば、うちの会社のあの余った在庫、別の用途に使えるんじゃないか?」 「あの部署の暇そうな時間を、こっちの作業に充てられないか?」

制約こそが創造の母であること。 手持ちのカードで勝負する面白さ。 アクティビティを通じて得た「工夫するマインド」は、コスト削減や新規事業のアイデアへと直結します。

まとめ:アクティビティは、ビジネスの縮図である

「たかが遊びでしょ?」 そう侮るなかれ。

マグマリゾートのアクティビティ研修は、ビジネスの現場で起こりうるあらゆる課題――計画の崩壊、人間関係の軋轢、リソースの不足、意思決定のプレッシャー――を、凝縮して体験できるシミュレーターです。

失敗しても、会社は潰れません。 だからこそ、思い切って挑戦し、派手に失敗し、そこから学ぶことができます。

汗をかき、声を枯らし、泥にまみれて掴み取った「気づき」は、パワーポイントの資料の何倍も鮮烈に、参加者のDNAに刻まれます。

「あの時のロゲイニングのように、まずは走ってみよう」 「あの壁を越えた時のように、みんなで支え合おう」

共通の原体験を持ったチームは、強い。 座学では決して得られない、身体知としてのビジネススキルを。

マグマリゾートで、組織のポテンシャルを解放しませんか。 皆様の挑戦を、心よりお待ちしております。

家族旅行が待っています

この話はいかがでしたか?ぜひご家族と一緒に体験しに来てください。

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